2018年2月2日金曜日

[Houdini] 直線を分割している不要なエッジの削除

こんにちは、
またまた Houdini の小技記事です。

今回の記事は、直線や平面を分割している不要なエッジやポイントを削除する方法です。

平面上、あるいは直線上のエッジの削除

サブディバイドなどすると、なめらかな形状をつくれてよいのですが、余計なエッジもできちゃって、プログラマさんに嫌な顔をされたりしますよね?
そんなときに有効な方法です。
image.png

グラフ構成はこの図のとおり。「shape4」がハイポリメッシュになります。


対象のハイポリ形状に続けて「Group」SOPをつなぎ以下のパラメータ設定をします。

  • 「Group Type」を「Edges」に
  • 「Include by Edges」の「Enable」をオンに
  • 「Max Edge Angle」を360に設定

つづけて「Dissolve」SOP を繋いで、先程作成したエッジグループを指定してリムーブするという流れになります。

直線上のポイントを削除

次は、メッシュ境界のエッジで直線上の余計なポイントを削除する方法です。

使うノードは「Facet」SOP。

パラメータは以下のとおり。

  • 「Remove Inline Points」パラメータをオンに
  • 「Distance」を0.001に設定(デフォルト値)

すると、直線状にあるポイントが消えてくれます。

「Distance」の値を調整することで、下図のように曲率にあわせてポイントのリダクションも可能です。


簡単ではありますが、今回はここまで。

※独学で仕入れている知識のため、より良いやり方があるかもしれません。
※Houdini のバージョンは 16.5 となります。