「Polygon Curve」についてです。
Houdiniのカーブの種類
「Curve」SOPで作成するカーブには種類があり「NURBS Curve」「Bezier Curve」「Polygon Curve」の中から1つを選択してカーブを作成していくことになります。
それらの違いとしては「Polygon Curve」がポリポリしたカーブでそれ以外が滑らかなカーブといった認識だったのだけど、それ自体は間違いではないのだけどどうもそれだけじゃないことを最近知ったわけです。
どうも「Polygon Curve」はカーブでもありポリゴンでもあるのです。
ポリゴンと言ったらいわゆる「面」のこと。
つまりポリゴンカーブは線でもあり面でもあるんです。
「な、何を言っているのかわからねーと思うが おれも何をされたのかわからなかった。」
というのは言いすぎですがまぁそんな感じ(?)です。
この辺Houdiniをずっと触きた方々には当たり前の概念なのかもなんだけれど、新入りの自分にはなかなか驚きの発見だったのです。
「な、何を言っているのかわからねーと思うが おれも何をされたのかわからなかった。」
というのは言いすぎですがまぁそんな感じ(?)です。
この辺Houdiniをずっと触きた方々には当たり前の概念なのかもなんだけれど、新入りの自分にはなかなか驚きの発見だったのです。
ポリゴンカーブのコンポーネント構成は?
では実際に確かめてみます。
次にその隣に「Curve」SOPで「Polygon Curve」を、図のように4つのポイントを打って作成します。
この状態で「Close Curve」をオンにして閉じたカーブにします。
今までこの閉じたカーブのことを、単にカーブの始点と終点が繋がったカーブであり「カーブが閉じると中が塗りつぶされるんだな」程度に考えてたわけです。
今までこの閉じたカーブのことを、単にカーブの始点と終点が繋がったカーブであり「カーブが閉じると中が塗りつぶされるんだな」程度に考えてたわけです。
2つともコンポーネントの構成は同じです。
(それにしても、Primitve はポリゴンのことなはずなのだけど、「Primitives」と「Polygons」がわざわざそれぞれ記載されている意味は何なのだろう…?)
(それにしても、Primitve はポリゴンのことなはずなのだけど、「Primitives」と「Polygons」がわざわざそれぞれ記載されている意味は何なのだろう…?)
ポリゴンカーブの挙動を見てみる
ではこれらの挙動を調べてみます。
カーブの始点と終点を切り離す「Ends」SOPを繋ぎ「Close U」を「Open」にして開いたカーブに変更します。
(「merge1」は2つの結果を同時に見るためのもの)
カーブの始点と終点を切り離す「Ends」SOPを繋ぎ「Close U」を「Open」にして開いたカーブに変更します。
(「merge1」は2つの結果を同時に見るためのもの)
するとグリッドから作成したポリゴンがカーブと同じ挙動を始めます。
ではポリゴンを押し出す「Poly Extrude」SOPを繋いで適当に押し出してみます。
(先ほどの「Ends」SOPは削除しときます)
(先ほどの「Ends」SOPは削除しときます)
今度はカーブがポリゴンと同じように押し出されるのがわかります。
この2つは確認したデータも同じなら挙動も同じ。
つまりカーブはそのままシームレスにポリゴンになっているといえます。
この辺の概念を覚えておくと、ポリゴンカーブに対してポリゴン用SOPを使えたり、ポリゴン(primitive)に対してカーブ用SOPを使ったりと、よりコンポーネントをコントロールできるようになるんじゃないでしょうか。
他のツールからHoudiniに移行してかつモデリングもしようと考えてる人には覚えておくと良さそうなHoudiniならではの部分かとおもいます。
他のツールからHoudiniに移行してかつモデリングもしようと考えてる人には覚えておくと良さそうなHoudiniならではの部分かとおもいます。
最後にこの2つをくっつけて「Fuse」SOPでつなげてみます。
これをいじってみるともうすかっりポリゴンです。
間違いなどありましたらご指摘ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿